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ルーム・トゥ・リードよりメッセージが届きました。

いつもご支援くださっている 親愛なる皆さまへ 新型コロナウィルス感染症の拡大は、世界中の人々の生活や学業にも影響を与えていますが、私たちルーム・トゥ・リードは、素晴らしい支援者の皆さまと一緒に、世界中の子どもたちの未来を守るべく活動をさせていただいておりますことを、とても嬉しく思っています。

世界では、15億人以上の子どもたちが学校閉鎖の影響を受けています。
このような事態は前例がなく、まさに教育界においても緊急事態であり、ルーム・トゥ・リードもこの問題を解決していかねばなりません。

私たちがサポートを行っている低所得のコミュニティは、多くの課題に直面していますが、その中でも、教育は、私たちの未来にとって最も重要な根本的な課題だと思っています。
すでに支援を行っている生徒たちは、読み書きの能力を身につけ、読書の楽しさを知っているので、休校になっても、かろうじて学習を継続できる環境にいます。
女子教育プログラムを通じて支援を行っている少女たちは、ルーム・トゥ・リードの女性メンターたちが、この時期特有の課題を乗り越えるべく、継続的にサポートを行っています。

ご存知の通り、学校を一度中退してしまうと、多くの子どもたちは二度と学校に戻ることができません。
特に少女たちは、常に、中退や家族の世話、若い年齢での結婚という社会的プレッシャーに直面しています。
このような状況を回避し、生徒たちが安心して学業に専念できるよう、ルーム・トゥ・リードの活動はこれまで以上に重要なものとなっています。
だからこそ、皆さんのご支援にとても感謝しています。

先日、2年前にラオスで会った女子教育プログラムの卒業生からビデオメッセージが届きました。
彼女は、ラオス国立大学日本語学科3年生で、日本語を勉強しています。
今年の秋には難関を突破して、日本への留学も決まっていました。
残念ながら新型コロナウィルスの影響で留学自体が延期になり、また、日本語のスピーチ大会も中止になってしまったそうです。
とても落ち込んでいるだとうと思っていたのですが、私の予想に反して、本番に向けてせっかく一生懸命練習したからと、予定していたスピーチを録音して送ってくれました。
テーマは「成功の定義とは?」。
彼女のすばらしいビデオメッセージは記事内でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

私たちは一丸となって、低所得のコミュニティで社会的に弱い立場にいる人たちに寄り添って、教育にアクセスし続けることができるようにしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

感謝をこめて。
認定NPO法人 ルーム・トゥ・リード ・ジャパン
事務局長 松丸佳穂

遠隔教育への挑戦

ルーム・トゥ・リードが支援を行っている国々でのディスタンスラーニング(遠隔教育)はどのようになっているのでしょうか?
スリランカから南アフリカまで、世界中の職員が生徒たちのために行っている活動について、ぜひご覧ください。

ラオス女子教育プログラム卒業生からのメッセージ
ルンニー・スリチャンさんはルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムの卒業生で、現在はラオス国立大学の3年生で日本語を勉強しています。
新型コロナウィルス感染症の影響で、残念ながらスピーチコンテストは中止になってしまいましたが、本番に向けて一生懸命練習したからと、スピーチを録音して送ってくれました!
テーマは「成功の定義とは何か」。ぜひご覧ください!

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