親愛なるJEグループホールディングス様
いつもあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局の徳松です。
10月11日は【国際ガールズ・デー】!この特別な日に、たくさんの嬉しいニュースがあります。ぜひ、最後までお読みください。
1. 2022年度ユネスコ女子教育賞を受賞!
10月11日の「国際ガールズ・デー」に、カンボジアでのルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムが2022年度ユネスコ女子教育賞(2022 UNESCO Prize for Girls’ and Women’s Education Award)を受賞しました。
この賞は、少女や女性に対する教育の改善と促進を目的とした革新的な事業に対しておくられます。
この度の受賞は、ルーム・トゥ・リードの活動を日々ご支援してくださるJEグループホールディングス様との成果の賜物です。
受賞について詳しくはこちらをご覧ください。
(写真:カンボジアでの女子教育プログラムに参加する生徒)
2. 無料電子書籍「彼女が変化を創り出す」(英語版)の発行
ルーム・トゥ・リードはRebel Girls社(※)とのパートナーシップを通し、力強く生きる少女達のストーリーをまとめた書籍『彼女が変化を創り出す:25人の勇気ある少女と、女性リーダーの物語』(英タイトル:She Creates Change: 25 Stories of Courageous Young Women and their Heroes)を発行しました。
たくさんの“Rebel Girls”(反骨心をもった、勇敢な女の子たち)の物語が詰まった一冊です。
英語版ダウンロードはこちらから。
日本語版は準備ができ次第、お知らせいたします。本にも収録されている、インドの勇気ある少女ヤシカの物語をお読みください。
※Rebel Girls社:「Good Night Stories for Rebel Girls」(世界を変えた100人の女の子の物語)シリーズ等を発行する児童書出版社。
世界中で活躍する少女や歴史上の女性たちの伝記に焦点を当てたコンテンツを制作し、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーでも取り上げられました。
▷学校へ行くために始めた空手でメダル受賞:ヤシカの物語(インド)
ヤシカの住む地域は学校までの道のりに街灯や歩道、スクールバスがなく、常に危険がともないました。
両親は心配し、ヤシカに「学校にいかないでほしい」と望みました。
それでもヤシカは教育を諦めることはありませんでした。
ある日受講した護身術(空手)のクラスで、ヤシカはとてもパワフルで力強い女性教師に出会います。
「先生にできるのだから、私にもできるはず」そう思い、ヤシカは空手の授業を受け続けることを決意。
練習を重ね、なんと数年後には全国大会でメダルを獲得するまでになりました。
今では、少女達の良き理解者として“空手ガール”の愛称で親しまれています。
「ひたむきさ、集中力、努力は夢をかなえる源です。空手は恐怖心を吹き飛ばす!」
電子書籍について、詳しくはこちらでも掲載しております。
3. ご寄付のお願い
パンデミック前、1億2,700万人の少女達が学校に通えていないと推定されていました(※)。
この数に加え、今年に入り各地で学校が再開されたにも関わらず、今も何百万人もの少女達が学校に戻ることができていません。
女性の地位を向上させる唯一最良のアプローチは教育であることがわかっていながら、少女達は教育を受ける上で文化的偏見、男女差別、安全面での課題など、常に不利な立場に置かれています。
このような中、ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムは、「教育を受けた女性は世界を変えることができる」という信念のもとに設立されました。
私達の活動は、皆様のご寄付で成り立っています。
あたたかいご支援とご協力をいただけますと幸いです。 ※出展:UNESCOウェブサイトより
(写真:インドでの女子教育プログラムに参加する生徒達)
4. 最新情報&お知らせ
2022/10/05 SUQQUが女子教育プログラムをサポート!10/7~10/21
2022/10/03 世界中の子ども達の識字率向上のために校内で寄付活動
2022/09/26 芝パークホテル:宿泊プランを通して子ども達を支援
2022/09/22 “What is Peace?” ー 平和について考える絵本
2022/09/13 遺贈を通して、子ども達の未来を支援する
新着ニュース履歴はこちら
編集後記:10月16日には全国からルーム・トゥ・リードの支援者が駆け付け、東京レガシーハーフマラソンにてチャリティランナーとして走ります。
一歩一歩が少女達の教育に結びついていることを感じながら、当日は精一杯の声援を送りたいと思います。
急に冷え込みが強くなりましたが、季節の変わり目につきどうぞご自愛ください。
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局 徳松 愛